2020/03/29 22:07
こんにちは、Ambiance Paperスタッフです。
撮影をした画像の色調補正の手順をご紹介します。
補正をすることで、商品を明るく綺麗に見せることができます。
今回はフォトショップを使用した手順をご紹介しますが、
その他ソフトやアプリ等でも手順は同じなのでぜひ参考にしてみてください!
(左:補正前 右:補正後)
写真はそのままでは暗いことが多い
こちらの写真は、背景にAmbiance Paperを使用してキウイを撮影したものです。
↓ 補正をしていない撮影したままの画像 ↓
撮影した写真はだいたいが暗いことが多く、そのままでは使うことができません。
こちらの画像を補正していきます。
色味の調整
まずは、色味の調整(色調補正)を行っていきます。
このキウイの写真は、北側の窓際の自然光で撮影したので色味がだいぶブルーよりになっています。
カラーバランスで、「シャドウ」「中間調」「ハイライト」のイエローを強くします。(ブルーを弱く)
「シャドウ」「中間調」「ハイライト」の数値をどのくらい調整するかは画像によって異なるので、
被写体の色味や背景紙の色味を見ながら、必要に応じて調整してみてください。
室内の照明が黄色だったり、南側の窓際で撮影した際は上記とは逆に「イエロー」が強くなっていることが多いので、
「ブルー」を強くして調整しましょう。
明るくする
次に全体の明るさを調整しましょう。フォトショップでは「レベル補正」という機能を使います。
レベル補正とは、暗い部分から明るい部分までの割合を調整する作業です。
今回は、明るい部分(白の矢印)、中間調(グレーの矢印)を左にスライドし、明るさを調整しました。
これによって明るい部分(ハイライト)の割合が増え、影のようになっている中間調を少し明るくすることができました。
彩度の調整(仕上げ)
最後に彩度を調整して、鮮やかにしたり、落ち着いた彩度にしたり調整をします。
「彩度」という項目ではなく、「自然な彩度」という項目で調整をすると、ゆるやかな調整をすることができます。
ご自身の作品にあった色味を
これで画像の色調補正が終わりました!
補正後
比較
もっと繊細な調整をするには、さらに他の機能を使用する必要がありますが、
元々の写真が綺麗に取れていれば今回のような手順でじゅうぶん明るく綺麗な写真にすることができます。
背景紙の色に引っ張られてカメラの自動色調補正がかかることもありますので、ぜひ今回のような補正をして
ご自身の好みの色合いの素敵が写真を制作してみてください!
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